貼られた壁紙を眺めながらふとおもった。 どうやって貼ったんだろう。
そんな疑問をここで解決!
新築編
新築の家の壁や天井の仕切り板は、そのほとんどが火に強いとされる石膏ボードが使われています。
その石膏ボードの大きさはいろいろなあり、それを一枚一枚ビスやタッカ、くぎで打ち付けて貼って いきますが最近ではビス止めが主流です。
ボードとボードのつなぎ目には多少の段ができます。そこでその段をなるべくわかりづらくするために、粘土質のパテという物を塗って、 段を滑らかにします。
左記は粉状のパテを水で溶き粘土状にしたものです。
パテを塗り終わった状態です。
水で溶かすので少し湿っています。
十数年前までは乾いてから壁紙を貼っていましたが、 今は乾かなくても硬化する成分がパテの中に入っているので、早ければ数十分で貼りだします。 建築工事期間の短縮のためです。
職人が扱う壁紙には裏面に糊は付いていません。ですから専用の糊付け機械を使って、 必要な長さ分づつ裁断して貼っていきます。 左記は手動式機械。電動式もあります。
パテ処理がすみ、硬化しました
部屋の入り隅から、右利きの人は左回りに。左利きの人は右回りに貼っていくと貼りやすいでしょう
脚立から落ちないように、上から貼り付けていきます
つなぎの部分は重ねて貼り付け、カッターで切り落としてあわせます
出隅、入り隅は丁寧に空気を逃がしてください
全て貼り終えました。白系の壁紙を貼ったので部屋がとても明るくみえます。
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